ヘルパンギナとは?

乳幼児のあいだで流行する夏かぜの一種です.コクサッキーA群1-10,16,22型.B群1-5型,エコーウイルス6,9,11,16,17,22,25型により起こります.ほかの季節に流行することもあります.
38-40℃の高熱が2-3日間続きます.のどの奥に小さな水ぶくれができて痛いので,食べられなくなります.ひどいときは水分も飲めなくなり、脱水症になることがあります.

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ごくまれに髄膜炎を起こすことがあります.
ヘルパンギナの原因ウイルスは複数あるので,1回かかったからもうならないというわけではありません.

治療

直接治療する薬はありません.熱やのどの痛みが強い場合には,解熱剤などを処方します.

家庭で気をつけること

(1)食べ物:
口の中が痛いときは,かまずに飲み込めるものを与えます.プリン,ゼリー,アイスクリーム,さましたおじや,とうふ,グラタンなどがよいでしょう.

(2)水分:
十分に水分をとるようにしましょう.オレンジジュースなどすっぱいものはしみます.牛乳や麦茶,みそ汁,ポタージュスープなどがよいでしょう.

(3)入浴:
高い熱があるときや元気がないとき以外は,お風呂に入ってかまいません.

こんな時は早めに再来してください

(1)口の痛みが強くて水分をあまり飲まないとき→点滴をします.
(2)高い熱が3日以上続くとき.
(3)元気がなくてぐったりしているとき.

保育所・学校

熱が下がって元気になれば,登園・登校して下さい.